「次の日に大きな会議や仕事があるので、緊張で眠れない」あるいは「カフェインを飲みすぎて目がさえてしまう」といった場合に、睡眠薬を服用することで眠りにつくことがあります。しかし、ドラッグストアーや薬局で購入した睡眠薬を飲んでもなかなか眠れないといった症状が長く続く場合はうつ病かもしれません。うつ病の人はそんな時に、不安なことや誰かから言われて傷ついたことや、起きてもいないことをいろいろ考えて余計に目がさえてしまうのです。では、そのような症状がしばらく見られたならどうすればいいのでしょうか?それは、心療内科もしくは精神科など医療機関を受診することです。医療機関を受診することで気持ちが落ち着く場合がありますし、うつ病の人に合うお薬を処方してもらうことが出来るからです。眠ることで人は、心と体の疲れをいやし免疫力や抵抗力をつけることが出来ますので、夜しっかりと睡眠をとることが出来るようにしましょう。
心の風ともいわれているうつ病は、10人に1人は掛かっているといわれており子供から高齢者までかかる精神的な病の一つです。「はた目から見ると分からない」という人もいますが、うつ病にかかると表情に出る場合があります。例えば元気でさほど心配がなく毎日が生きがいの人は、活き活きとした笑顔が見られますがうつ病を抱えている方は、目がうつろだったり沈んでいたりします。悲しそうな顔をしているのも特徴です。さらに、笑顔が見られず悲しそうな顔をしている場合があります。もちろん顔つきや目つきだけですべてを判断することはできませんが、もし自分の周りや家族に思い当たるような表情がみられる人がいるなら、心の病を抱えている場合があります。そんな時に優しくサポートした寄り添ったり、あるいは医療機関を受診するようにすすめましょう。そうすることでその人自身が一人で悩まずにすみますし、以前のように元気に生活することが出来るかもしれません。